ESTAの簡単な日本語での申請方法の解説とESTA偽サイトの見分け方

  • 2019年12月にESTA公式サイトがリニューアルされたので最新版に更新しました!

ESTA(エスタ)とは、ハワイやグアム、アメリカにビザ無しで90日以内の旅行の際に必要になる「電子渡航認証システム」です。

入力フォームに住所を入れていくだけで簡単5分で完了。記入例を参考にして申請してみてください!簡単ですよ。

ESTA公式サイトに似せたデザインの偽サイトに注意

偽サイトの見分け方
  • 本物のESTAの公式サイトのURLはhttps://esta.cbp.dhs.gov/)で、手数料は$14.00ドル(約1,400円)しかかかりません。
  • 米国政府が運営しているサイトのURLはすべて「https://」から次の「/」までの間に「.gov」という文字があります。→.govとは – IT用語辞典

「.gov」がついていないサイトは全く関係のない第三者の業者が運営しているESTA申請代行サイトです。代行サイトは会社所在地をレンタルオフィスにしていて問題が起こった場合クレームを入れることが難しいです。

問題が起こった場合は消費者庁に連絡するのがおすすめです。支払った金額が戻ってくるかもしれません。

申請代行サイトは高額な費用(5,000円~8,500円)を請求してきます。

申請代行といっても米国政府公式サイトで個人が申請する作業と同じです。代行サイトが入力を間違えて申請に失敗したり、そもそも代行申請すらしていなかったりして、入国できなくなる可能性もあるのでアメリカ政府公式サイトで申請しましょう。

ESTAの申請の流れ

  1. ESTAの公式サイトを開く
  2. 日本語での表示に変更
  3. 免責事項の同意
  4. 申請者情報の入力
  5. 渡航情報の入力
  6. 適格性に関する質問の回答
  7. 申請内容の確認
  8. 支払い(費用14ドル/クレジットカードでの支払い)
  9. 申請の申込が完了

住所の書き方などが日本と違って戸惑いますが日本語表示にもできるので、ゆっくりと確認しながら進めれば簡単です。誰でもできます。

必要なもの

  • パスポート
  • クレジットカード
  • 旅行先の宿泊ホテルの連絡先等のメモ
実際に私が申請したときの写真をまぜつつ、記入項目を1つ1つ紹介していきます。

ESTA申請の手順 簡単9ステップ

【1】ESTAオンライン申請サイトを開く

ESTAオンラインの本物の公式申請サイトはこちら(14ドル=約1,400円)

https://esta.cbp.dhs.gov/

【2】日本語に設定して、免責事項に同意

右上の項目から、日本語に設定しましょう。すべて日本語表記に切り替わります。

次に「新規に申請を作成する」という青いボタンをクリック。

「個人による申請」と「グループによる申請」があるので選びます。

「グループによる申請」を選んだ場合は、複数人分まとめて申請できます。

今回は「個人による申請」で進めていきます。

セキュリティに関する通告が出てきたら、確認&続行をクリック

免責事項が表示されます

「はい」にチェックをいれ、次へをクリック。

【3】申請者情報の入力

申請者情報を入力します。ここからは全て英語で書いてくださいね。

赤字の記入例を参考にして、ご自身の情報を記入してください。

メールアドレスの入力も全て大文字になってしまうため注意が必要です。

  • GmailやYahooメールであれば大文字になっても大丈夫です
  • その他のメールアドレスの場合は注意が必要です。基本的にメールアドレスの大文字と小文字は区別されるので、GmailやYahooメール以外のメールアドレスで登録するとメールが届かない可能性があります。※メール会社の設定次第で大文字のメールアドレスも届くかどうかは異なります。
  • 例えば、ドコモ、ソフトバンクなどの携帯キャリアはNGです
メールアドレスの大文字対策
  • esta用としてGmailやYahooメールのアドレスを事前に取得しておくことを強くおすすめします!

【4】渡航情報の入力

米国内の連絡先情報と、米国滞在中の住所は書かなくてもいいのですが、念のため宿泊先のホテルの連絡先を書いておきましょう。

米国内および米国以外の緊急連絡先情報についてですが、信頼できる自分以外の連絡先を書いておきましょう。親族が無難です。

私は父の名前を書きました。

【5】適格性についての質問

一応全部読んで回答してください。

要約すると「アメリカに来て悪いことしようとはしてないよね?」という質問です。普通の人なら、全部いいえです。

本人が申請を行っている場合は、「申請内容に関する証明」のみチェックボックスにチェックを入れてください。

本人以外の代理の方がやっている場合は「第三者による代理申請の場合に限定」にもチェックを入れます。

【6】申請内容の確認

全ての申請内容を確認して問題がなければ、最後にもう一度パスポート番号を入力。

記入事項に間違いがなければ「次へ」。

【7】支払い

▼申請状況が表示されています。今すぐ支払うボタンでお金を払いましょう。

必ずUS $14.00(=約1,400円)になっていることを確認してください。

注意
  • JPY6,000や$60などになっている場合はESTA申請代行サイトです。あとで6,000円請求されます。キャンセルしてください。

支払い方法の選択でクレジットカードを選択し、続行をクリック

クレジットカード情報を記入、こちらも英語で記入してください。【2】の申請者情報入力で使った住所を使ってください。

$14.00かかります。

続行を押すと、確認画面のあとに支払い手続きを実行します。

ここまでくればあと一息!

【8】申請完了

ちなみに、「認証は保留中です」と表示されていますが認証が承認されてもメール等は来ない不親切設計になっております。

3日後くらいにもう一度サイトを訪れて、申請状況を確認してみましょう。

【9】申請状況・認証状況の確認は、トップページからできます

ESTAトップページはこちら→ https://esta.cbp.dhs.gov/

「既存の申請を続行する」ボタンを押すと、「個人による申請」か「グループによる申請」がプルダウンで表示されます。

今回は個人で申請したので「個人による申請」をクリック。すると下の画面が表示されます。

パスポート番号と生年月日を入力してください。

申請番号を控えてあると思うので左側に入力して「申請の検索」をすれば照会できます。

注意点

有効期限は2年間

一度申請したら2年間は有効!ただし、パスポートの期限が切れた時点で無効になるので注意してくださいね。

パスポートの更新を行ったら、ESTAの期限内でも再度申請をしてください。

渡航の3日前までに申請がおすすめ

  • 自分の時は翌日には申請が承認されました

3日前くらいまでに申請しておくように言われると思いますが、あくまで目安です。

ギリギリになると気持ち的に焦ると思いますし、正直面倒くさいので先に済ませておくことをおすすめします。

ESTAの申請番号を確認する方法

トラブルが起きた時や申請状況を確認するためには申請番号が必要です。

メモし忘れてわからなくなった場合は、確認しましょう。

ESTA申請公式サイト→https://esta.cbp.dhs.gov/で確認可能です。

無事に申請が終わったら

念のため、ESTA申請公式サイト→https://esta.cbp.dhs.gov/で確認後の画面を印刷しておきましょう。

印刷は必須ではありませんが、トラブル時に役立つ可能性が高いです。

入国審査官が見ている端末でestaの申請許可が出ているのが分かるのか、私の場合は入国審査の際に印刷したestaの審査通過の紙は必要なくパスポートの提示だけで通過できました。

名前、生年月日、パスポート情報を間違えて申請してしまったら?

  • インターネット画面を一旦閉じてから、再度費用を支払ってESTA申請をやり直しするだけです
  • 24時間待つ必要はありません
  • 再申請が完了すると前回の申請は自動的に無効になります

海外旅行の前に保険もチェック

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