パスポート申請には戸籍謄本が必要です
戸籍謄本(こせきとうほん)または戸籍抄本(こせきしょうほん)が必要です。
2つの違いですが、戸籍謄本は、戸籍の原本全てがコピーされていて、戸籍に登録されている情報全てが記された書類。逆に戸籍抄本は、その中の特定の1人分だけの情報が記された書類です。
基本的にはどちらでもいいです。
戸籍謄本はどこで取れる?
戸籍謄本は「本籍地がある市や区の役所や出張所」でしか発行できません。
ご自身の本籍地が、現在住んでいる住所と異なる場合は戸籍謄本(または戸籍抄本)を郵送してもらうように本籍地の行政に手続きをしましょう。
自分の本籍地が分からない場合は
現在お住まいの地域の市役所や区役所、出張所などで住民票の写しを手に入れましょう。
そこで、本籍地が記載された住民票を発行して確認することができます。
詳しい本籍地の調べ方は別ページにまとめてあります。
窓口で戸籍謄本を取得する場合
住所を確認できる運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)等をもって自分の本籍地の市区町村にある役所の窓口に行き必要書類を記入すればもらえます。
- 請求用紙を書く
備え付けの書類に必要事項を記入 - 手数料(申請料金)
1通450円 - 請求者の本人確認書類の提出
窓口に来た本人の住所を確認できる運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)等
戸籍謄本の申請の手数料
証明書の種類 | 手数料 |
---|---|
戸籍の全部事項証明書(戸籍謄本) | 450円 |
戸籍の個人事項証明書(戸籍抄本) | 450円 |
除籍の全部事項証明書(除籍謄本) | 750円 |
除籍の個人事項証明書(除籍抄本) | 750円 |
改製原戸籍謄本 | 750円 |
改製原戸籍抄本 | 750円 |
申請の受付時間
市役所・区役所があいている時間ならOK。
祝日・日曜日は申請できません。土曜日開庁している区役所や出張所があればそちらで申請してみましょう。
郵送で戸籍謄本を取得する場合
本籍地が住んでいる場所と離れている場合は、「郵送での取り寄せ」という方法が一般的です。
手元に到着するまでに、早くても3日~4日かかります。
- 請求用紙を書く
各市区町村の備え付け、またはWEBサイトから請求用紙をダウンロードできます。
記載項目がわかれば、手書きの便箋でも大丈夫です。 - 返信用封筒を作成
返信用の封筒に切手を貼ります。目安としては一通80円。
※切手は返信用封筒に貼り、返送先の住所・宛名を書いてください。 - 手数料(申請料金)
1通450円の郵便局の定額小為替または現金書留
※各市区町村により手数料が異なります。
※定額小為替は郵便局で購入できます。 - 請求者の本人確認書類
住所を確認できる運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)等のコピー - 請求者情報
請求者の住所、氏名、生年月日(いずれかが不明でも発行できません)、昼間連絡のとれる電話番号 - 申請者の署名と捺印
- 請求理由の記載
例:パスポート申請