パスポート用の戸籍謄本は本籍地の役所でしか発行されない!
パスポートの申請には戸籍謄本が必要ですが、この書類、何といってもご自身の本籍地の市区役所でしか発行されないという難点があります。
本籍地を覚えてない方や、そもそも本籍地がどこかわからない方のために本籍地の調べ方をまとめました。
そもそも、本籍地とは?
本籍地とは、戸籍が管理・保管されている市町村区のことです。
基本的に未成年の間は親の戸籍に入っている為、親と同じ本籍地になっています。なので成人後、結婚等で本籍地を変更してない場合はご自身の実家になっていることが多いです。
本籍地を知る方法
【1】親族など知ってそうな人に聞く
一番オーソドックスで手っ取り早い方法です。両親、祖父母、兄弟などに聞いてみること。
ご自身で本籍地を変更した覚えがなければ、大体は親に聞けばわかるはずです。
戸籍謄本の請求には本籍地の番地と戸籍筆頭者の情報が必要ですが、実家に本籍地がある人の多くは父親が筆頭者になっている場合が多いです。しっかり確認しましょう。
【2】本籍地が記載された住民票を発行する
現在ご自身がお住まいの地域にある住民票を、「本籍地の記載を入れて取得」して確認する方法です。
手数料がかかりますが確実です。
詳しくは↓
【3】古い免許証を確認する
現在、ICチップ入りの新しいタイプの運転免許証は個人情報保護の観点から本籍地の記載が削除されましたが、2010年以前の古い運転免許証には本籍地が記載されています。
そのため、以前の運転免許証を捨てておらずかつ本籍地を変更していない場合は確認することができます。
【4】免許センターか警察署で確認する
警察署と運転免許試験場と免許更新センターには「IC免許証記載内容確認装置」が設置されています。
そこに免許証を通して暗証番号を入力すると確認できるという方法です。
暗証番号は免許取得か更新時に設定した8ケタのものが必要になります。
本籍地がわかったら戸籍謄本を取ろう!
本籍地のある市や区の役所窓口で取得
住所を確認できる運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)等をもって自分の本籍地の市区町村にある役所の窓口に行くだけで大丈夫です。
本籍地のある市や区の役所から郵送で取り寄せる
本籍地が住んでいる場所と離れている場合は、「郵送での取り寄せ」という方法が一般的です。(早くても3日~4日かかります)