グルメは旅行の大きな楽しみ。海外にお出かけしたら、「その土地でしか食べられない伝統料理」を味わいたいですよね。
スペイン、イタリアetc… 「パエリア 」
地中海グルメの代表とも言える「パエリア」は、スペイン、イタリアなどの伝統的な国民料理。
日本でも食べることができる料理ですが、本場のパエリアは段違いの美味しさです。
獲れたての魚介類は、どれも身がプリっと引き締まって、味も食感も最高!
新鮮なオリーブオイルの香りも、日本では本物は楽しめません。
ドイツ、スペインなど 「マルチパン」
砂糖とアーモンドを練り合わせて作ったお菓子、「マルチパン」ドイツのほか、スペインのトレド、イタリアのシチリアなど、ヨーロッパのいくつかの都市で名物になっています。
結婚式やクリスマス、ハロウィンなど、さまざまなお祝いやお祭りで楽しまれる伝統のお菓子。
その時々に合わせて、人物や果物など、さまざまな形に造形されたマルチパンが食べられます。
素朴で甘い味わいと、独特の飴のような食感、そして見た目にも楽しいお菓子です。
イギリス 「シェパーズパイ」
「美味しいものがない」と噂されるイギリスですが、きちんと旅をすれば、素晴らしいイギリスグルメの数々に出会えるはず。
そんな中でも、特にオススメしたいのがコチラ、「シェパーズパイ」です。
マッシュポテトで作った生地に、牛肉・または羊肉を包んで、香ばしく焼き上げた伝統料理です。
1700年代後半には国民的に食されていた、歴史あるイギリスの家庭料理。素朴で安価ながらも、しっかりと満足感が味わえるオススメの料理です。
カナダ 「モントリオールスモークミート」
カナダ・モントリオールの有名な「スモークミート」も、死ぬまでに味わっておきたい伝統料理の一つです。
一般的な燻製のお肉(ベーコンなど)との違いは、その柔らかさ。あえて肉を古くさせてから燻製にするため、手に持つとホロホロと崩れるほど柔らかくなっています。
カナダの人たちよると、「チェリーコークと一緒に楽しむのが“通”」なんだとか。
モントリオールに立ち寄ったら、ぜひ、スモークミート&チェリーコークで楽しんでみたいですね。
フィンランド 「カルヤランピーラッカ」
北欧のフィンランドは、近年、旅行先として人気が一気に高まっている、魅力的な国の一つです。
美味しいグルメもたくさんありますが、特に注目したいのは、伝統料理の「カルヤランピーラッカ」。
細かくカットしたネギと、バターでこんがり焼いたサーモンに、サワークリームをたっぷりかけて頂きます。
フィンランドの国民的なレシピで、朝ごはんの定番メニューなんだとか。北欧ならではの身の締まったサーモンは、他の地域では味わえない魅力です。
タイ 「プラーニンラードプリック」
タイに行ったら、ぜひとも味わって頂きたいのが「プラーニンラードプリック」です。
「プラーニン」というお魚を丸ごとフライドして、ピリ辛ソースをかけて頂くタイの家庭料理です。
旅行者向けのホテルで食べれる機会は少ないですが、現地の人たちの利用する食堂や居酒屋では定番のメニュー。ビールとの相性も抜群です。
プラーニンは、タイのご家庭で広く愛されているお魚。実はこれ、日本の天皇陛下が皇太子時代に、タイ国民の栄養改善のために寄贈したものが始まりです。
そのヘルシーさと美味しさから、今ではタイで大勢の方に愛されています。
台湾 「割包(クアバオ)」
「割包(クアバオ)」は、平たくしたマントウ(饅頭)に、高菜、香菜、ピーナッツ粉、豚肉を挟み込んだ台湾風ハンバーガー。
しっかりした食べ応えと、ピーナッツ粉や香菜のエスニックな香りが気軽に楽しめます。
その美味しさは、一度食べたらヤミツキになってしまうハズ。
台北の屋台などで気軽に購入でき、食べ歩けるのもポイント。割包(クアバオ)を片手に台北の街を歩くのが、オススメの楽しみ方です。