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ポーランドのオシフィエンチムと言ってもポーランドを知っている人でもピンと来ない名前だと思いますが、ドイツ語名で言われると誰もが知っていると思います。『アウシュビッツ』この名前は誰もが学校の歴史の授業で1度は聞いた事があるはずです。
首都ワルシャワからの日帰りルートもあるのですが高いのとクラクフと言う町自体がなかなか風情があって素敵なので、お薦めはクラクフ泊まりの日帰りコースです。私もそのルートを取りました。
クラクフからですと行き方はとても簡単、オシフィエンチムと言う駅があり、中央駅から乗り換えなしの1本で行く事が出来ます。
ガイドブックより所要時間はかなり短かったと記憶しています。
しかも、駅からアウシュビッツ博物館までは歩ける上に、面倒なら駅前からバスも出ていますし、観光時間的にもガイドブックにあるワルシャワからのルートよりクラクフ経由が寄りポーランドを堪能出来ること請け合いです。
電車でオシフィエンチムの駅に着くと、そこは田舎の閑静な住宅街。
バス停は一つだけでバスに乗るのであれば『ミュージアム』と言うバス停で降りるともう目の前はアウシュビッツ博物館の入り口です。
不安であればバスの運転手さんにミュージアムに行きたいと言っておけば到着した時に教えてくれます。
徒歩の場合は駅を背に右向け右をして1-2分で左手に大きめの通りがあるのでそれをまっすぐ歩けば右手に博物館です。駅からは徒歩約15分ほど。
気を付つけなければいけないのは、帰りの中央駅までの電車がかなり早く終わってしまう事です。朝一番で余裕をもって出かけましょう。
歴史に興味があって行く方は、アウシュビッツ博物館内からビルケナウ収容所跡まで直行バスが出ているので、行ってみても良いと思います。
そこまで行かなければアウシュビッツの本当の姿を見る事は出来ません。
かの悪名高き収容所はこのビルケナウの方で、アウシュビッツはどちらかと言うとビルケナウに送る為の簡易裁判所や実験場の要素が高く、今や博物館と言うだけあって中に食堂が在るほどなのです。
もう1つ気を付けなければいけないのは『アウシュビッツ』と言う地名で道を尋ねたり現地の人と話したりしない事です。親日家の方も多い国なのでそう言ったからと言って怒られるわけではないのですが、機嫌の悪くなる方はいます。アウシュビッツはナチスに強制的に変更させられたオシフィエンチムと言う地域のドイツ語名だからです。
この地域は本当に平和な住宅街で、子どもが元気に道を走り回っていたりと言う日本でも見られる当たり前の光景をとても特別なものとして感じた場所でした。