イタリア人ってどんな人たち?
基本的に陽気で明るくフレンドリーなイタリア人を表現する言葉として「マンジャーレ(Mangiare)、カンターレ(Cantare)、アモーレ(Amore)」とあります。
日本語で「食べて、歌って、恋をする」という意味で、まさにイタリア人にぴったりの言葉です。
北と南で料理が違う!!
イタリアでは北と南で料理が変わってきます。
北イタリアはフランス料理よりでバターや生クリームをメインで使い、南イタリアはトマトとオリーブがよく使われます。
しかし、どの地域でも美味しく気軽に楽しめるのがイタリアの文化とも言える「ピッツア」です。
イタリア人にとってピッツアはメインの食事というより、おつまみといった感覚で、だいたいのレストランやカフェのメニューにもあります。
イタリアでは”あいさつ”が重要!
観光地やお店、レストランに入るときは必ずあいさつをするのがイタリアでは大切なことです。
お店を出るときも必ずあいさつをするのが最低限のマナーとされています。
こんにちは:Buon giorno(ブォン ジョールノ)
こんばんは:Buona sera(ブォナ セーラ)
おやすみなさい:Buona notte(ブォナ ノッテ)
またね!:Ciao(チャオ)目上の人には使いません。
またお会いしましょう:Arrivederci(アリヴェデールチ)
ありがとう:Grazie(グラーツィエ)
どうもありがとう:Grazie mille (グラーツィエミッレ)
お願いします:Per favore(ペルファヴォーレ)
良い食事を:Buon appetito(ブォナッペティート)
良い旅を:Buon viaggio(ブォン ビアッジョ)
乾杯!:Salute!(サルーテ)
【お店で使うイタリア語】
いくらですか?:Quato costa? (クワントコスタ)
これをください:Prendo questo(プレンド クエスト)
お水(炭酸なし)をください:Vorrei acqua minerale senza gas
(ヴォレイ アックア ミネラーレ センツァ ガス)
手にとっていいですか?:Posso toccre?(ポッソ トッカーレ?)
試着してもいいですか?:Posso provare?(ポッソ プロヴァーレ?)
買うつもりがなくても、あいさつをしてお店に入ります。
食事マナーは特に大切!
オペラや高級レストランでのドレスコードなどそれなりのところへ行ったときのマナーはもちろん、食事のマナーはとくに大切です。
カプチーノ
メインの食事と一緒にカプチーノをオーダーするとびっくりされることもあります。
カルボナーラとカプチーノを頼んでお店の「ありえない話」となってしまうことも…
イタリアでは食後に飲むならエスプレッソか食後酒が一般的です。
パスタ
ついつい日本人がやってしまいがちな、すするという行為ですが、イタリアでは大変お行儀が悪いことです。
一口で食べれるほどのパスタをフォークに巻いて食べます。
この時にスプーンを使いがちですが、実はイタリアでは使うのは子供だけなので気をつけましょう。
チップって必要?
イタリアには決まったチップ制度はありません。
しかし、提供されたサービスに満足したならば感謝の意を示す意味でチップを支払っても問題はありません。
レストランでのチップ
高級レストランで食事をした場合、カメリエーレと呼ばれる給仕係が、サービスを提供してくれます。
食事が終わったら「Scusi,il conto per favore」(スクーズィ、イル コント ペル ファヴォーレ)とカメリエーレに会計をお願いしましょう。
会計には税金、サービス料(Servizio)または席料(Coperto)が含まれているので、額面通りの支払いをし、チップは添えなくても大丈夫です。
料理やサービスに感謝の気持ちを表したい場合、または、サービス料が含まれていない場合は合計金額の10~20%を多めに添えます。
ホテルでのチップ
ホテルではベッドメイクのために、枕元にチップを置くことがありますが、これには賛否あるので、スタンドテーブルに「Grazie! (ありがとう)」とメモを添えておくといいでしょう。
あきらかな不備の点などがあった場合はチップを置かなくても大丈夫です。
ポーターにトランクを運んでもらったり、ルームサービスをお願いしたとき、タクシーを呼んでもらたりと特別なサービスを受けたときには1~2ユーロのチップを渡すとスマートです。
旅行前に気になるイタリアの○○!
イタリアの水道水
イタリアの水道水は安全性が高く、飲んでも健康面に問題はありません。
ただし、石灰水を含んだ硬水のため美味しいとはいいがたい味で、おなかをこわすという人もいます。
硬水はやや白濁しているので、気になる方はミネラルウォーターを飲むことをお勧めします。
水道水はシャワーも使っており、身体が乾燥したり、髪がいつもよりパサパサしやすくなるので、保湿してください。
イタリアのトイレ
ほとんどのトイレが洋式の水洗で、日本と同じです。
ただし、ウォシュレットや便座が暖かかったりと日本のトイレほど快適な作りにはなっていません。
また、ホテルのトイレにはトイレの横に便座も蓋もついていない「ビデ」というものがついています。
これはトイレとして使用するのではなく、お尻を洗ったり、足を洗ったりするものです。
ホテルのお風呂
ホテルの部屋に着いたらまず確認したいのが、「トイレはちゃんと流れるか」「シャワーはお湯がでるか」の2点です。
イタリアは水圧が弱かったり故障のため3つ星以上のホテルでも水のトラブルがあります。
水圧が低いのは、致し方ないとしてもお湯がでないと困るので、その場合は部屋を変えてもらいましょう。
イタリアのコンセントプラグ
イタリアのコンセントプラグは2つ丸ピンのCタイプです。
日本からドライヤーなどの電化製品を持っていく場合、使うためには変換プラグをつける必要があります。
イタリアの電圧
イタリアの電圧は220V~240Vで、周波数は50HZです。
日本の電圧は100Vなので、日本の電化製品は変圧器がなければ使えません。
最近のノートパソコンやデジカメの充電器はINPUT(入力電圧)100V~240Vなので、変換プラグがあれば使うことができます。
ただし、充電器の本体とコードが別々のタイプは電源アダプタが240Vまで対応していてもコードが125V以下の場合があり、うまく充電できないか故障する恐れがあります。
出発前に事前に確認してください。
無理に使うと機械が故障するだけでなく、プラグが溶けたり、ショートや爆発したという事例もあります。